友人にMacユーザーがいるならMacを購入するのも良い

初めてパソコンを買う方から「どんなパソコンを買ったらいいの?」と聞かれることがあります。私は、その方の友達など周囲のパソコン使用状況を聞くことにしています。周りがWindows一色なら、Windowsを買った方がいいよといいます。周囲に一人でもMacユーザーがいて、その人とある程度親しいのなら、Macを勧めています。

コンピューターは、GUIになって使い勝手がよくなったとはいえ、まだまだ家電のように使うことはできません。操作方法を覚えるには、いくらかの時間が必要ですし、機械やソフトについての知識もある程度は必要になります。またトラブルが起きたときは、自分ではどうしようもなくなり、人を頼らなければならないかもしれません。パソコンショップでも相談に乗ってくれますが、知り合いとショップの人を比べると知り合いの方が聞きやすし、親身になってくれる可能性が高いと言えます。そこで私は、上記のようなアドバイスをしています。

個人的な意見を言えば、Macを使ってほしいところです。でも人それぞれ環境も違うし、人間関係もいろいろ。私が無理強いしない方がいいと、経験的に認識しています。でもどんなコンピューターを買おうか迷っている人に、一つだけ言いたいことがあります。それは、

「Windowsは機械の雰囲気を持っているけど、Macは道具の雰囲気を持っているよ」

ということ。

両方のマシンを使ってみれば、この意味がよく分かると思います。Macは、あたかも使い慣れた万年筆のように、自分にしっくりなじみます。用がなくてもスイッチを入れ、なんとなく触っていたくなります。どうしてそんな差が生まれるのか、私にもよく分かりません。でも、自分のMacに名前をつけている人が意外に多いことや、古くなったMacをなかなか手放せない人が多いことなどを見ると、なんとなく理由が分かるような気もしてきます。

【参考文献等】