リンク機能がホームページの基本です

たとえば会社のホームページを作るとき、すでに制作されている会社案内(パンフレット)のまま掲載(1ページごとを画像で掲載)することがありますが、そういう考え方はしないようにしましょう。印刷物とホームページでは、根本的に表示方法が違います。ホームページは、Hyper Textと呼ばれるリンクの付いた文字をクリックすることで、別のページへ簡単に移動できるように作られています。これはあたかも、一冊の本を読みながら、ワキに国語辞典、広辞苑、百科事典、英和辞典、そしてさまざまな資料本を置き、読んでいる本の内容の分からないことを調べていくのに似ています。もちろんクリックできるように設定してなくては何も出てきませんが、設定してあれば、いろいろな情報に縦横無尽にアクセスできる読み物となるわけです。

ホームページ(ウェブサイトとも言います)を作るときは、こうした特性を生かした制作をしていきます。これは編集方法に大きくかかわってきます。印刷物の会社案内をそのままホームページ上で見られるようにするのであれば、PDF(詳細は「PDFって何よ」参照)という形式に変換して掲載するだけでいいでしょう。こうすれば、電子ブック的な会社案内として見ることができます。ホームページ化するのであれば、自由にさまざまな情報へ移動できることを前提にした作り方を考えてみるといいでしょう。そのためにはまず、さまざまなホームページを見て、どういうものが見やすく、使いやすいかを感じ取ることが大切です。

なお、ホームページ制作の基本は、別ページ(ホームページってどう作るのよ)に掲載してありますので、参考にしてください。